koichang’s blog

詩のノーベル賞を目指す、本を出さない、自由な詩人。

2024-02-13から1日間の記事一覧

暴かれゆく世界

水銀光線の饒舌の中にいて―――、しばらくすると時間の水底の甘やかな薫りを放つ夜が来る・・。―――彼女は美辞麗句の中にいた、性への期待や憧れを、ゆるやかな潮の満ち干のように繰り返しながら、悲しさや悔しさや切なさとは不似合いの、しかしいまだかつて、出…

イラスト詩「砂時計とライター」