koichang’s blog

詩のノーベル賞を目指す、本を出さない、自由な詩人。

2023-01-01から1年間の記事一覧

MY LIFE 3

​​ ​​​●君が見つけた爆弾は、​​​​​​​​ 風を受けた花が揺らいで匂うように、​​​​​​​​ 溶けそうな笑顔を連れてくる。 ​​​ * * ​​​ * ​​​​​●犬と暮らすと寿命が伸びる話もある。​​​​​​​ 幸せホルモン、ドーパミンやβエンドルフィン。​​​ 散歩仲間とのコミュ…

MY LIFE 2(2)

* ​ オーグスケープ​ ​​ 拡張風景―――。​​ 蝙蝠が飛び立つように、眉は動く。 眉間に皺は寄る。 ​それこそ梯子段でも踏み外したような、​ 幼稚な嫌がらせだということはすぐにピンときた。 くわっと口を開いて鼠や蛙をくわえた蛇のように、 ​爬虫類的な本能…

MY LIFE 2(1) *長すぎてのせられませんってはてなブログにいわれた

​​​​ボウフラのようにせっかちに細切れのシーンに浮き沈み、さながら風のない池か沼にでもなったどんよりとした気分に、耐え切れなくなった僕は、​​​​​​​​​​​​​​​​​​​、、、、、真兄の部屋を開けて、たぬきみたいな顔をしながら​、言葉の説明でつかまえよう…

MY LIFE 2

​​​​ボウフラのようにせっかちに細切れのシーンに浮き沈み、さながら風のない池か沼にでもなったどんよりとした気分に、耐え切れなくなった僕は、​​​​​​​​​​​​​​​​​​​、、、、、真兄の部屋を開けて、たぬきみたいな顔をしながら​、言葉の説明でつかまえよう…

MY LIFE 1

​ * ​、、、​ ​ 永――遠まで・・​ (I can't hear anyone...) * ​​ ●春の匂いというわけではないけれど、​​​​​​​​​​​​​​​ 三月から四月にかけて桜の匂いを感じることが多い。 咲いているからなんていうものではなくて、 ​ 何かそれが春のカラーを決定づけて…

Adolescence

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ ​胸が高鳴り、​切なくなる。、、、もつれ、、、、、ちらばり、​どう変化してゆくの​​か。シナプスー、カモフラージュ、​​​プッシュ、ブレイクスルーだ​―――。​妥協しない―――徹底した―――。そこ、に、ある、の、は。アドレッセンス、…

if

――ハンモックに載った自転車みたいな人。 (困難を恐れていたらきっと前には進めない、) アラン・チューリングの憐れな末路と、 英国政府の恩赦・・・・・・馬鹿みたいだ。 (世界中の僕以外が馬鹿だって言える勇気、 持たなくちゃきっと生きてるとだって言えない…

偽札の話

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​偽札というのは、『カリオストロの城』や、『シャーロック・ホームズ』の話が有名だと思うけど、​もちろん、世界中で、偽札の事件というのは後を絶たない。​​これは、別に不思議でもないことだけど、​(真面目な人を否定す…

イラスト詩「​inspiration」

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​水平風景、乾いた風、心は濡れそぼれた難破船のよう。―――僕は、宇宙の初期に存在できた、ブラックホール星のことを考えている。それは夜の領主や、亡国の民のような印象だろうか、inspiration...直径は太…

イラスト詩「呼吸」

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​…

超有料級、一年で大詩人になる詩の書き方講座 *完全無料

まずあなたは詩を知らないという前提で、もしかしたらプロやアマチュアに毛が生えた程度かも知れない、もしかしたら賞や、ベストセラーになった詩人もいるかも知れない。でも大丈夫、僕からすると全員アマチュアだ。僕が十何年間で培った文章技術のノウハウ…

あーちゃんと、戦う女

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​「あーちゃん、朝とか地面凍結してるよね、最初から二クール放映が決定しているアニメみたいに(?)」、、、流した(?)「うん、近頃寒くなったね」「定価で買ったばかりの商品がセールで五〇パーセントオフだ…

隻脚天使と熱河 *内容がはげしいので十八禁だよ

ドアの前で待ち伏せする男が部屋に女性を引きずりこむ。 何の躊躇いもなく、逃げる余裕、反撃する暇さえ与えず、 室内へと突き飛ばす。「痛い・・ィィ―――」 すぐさま、かちん、と鍵が降りる。 チャカチャカチャカ...薔薇忌...​​​​​​​​ ≪あるいはちじょうにおちてこわれ…

あーちゃんと、ティラノサウルス *暴かれる、恐竜博士

​​「あーちゃん、ジュラシックパークの、ティラノサウルスの表現が嘘って聞いたんだけど」この前、恐竜の本を図書館で借りて、本を買ったのも聞いたのを覚えているらしい。何かティラノザウルスのフィギュアを持って来ていた。学校に余計な物を持ってきては…

あーちゃんと、生活日記 *暴かれるサイコパス

たこ焼きとか、動物と呼ばれる彼女の、中学生の頃の生活ノートをいずうさちゃんが、かもめハウスに持ってきた。彼女はいなかった。プライヴァシーの問題もあるので大丈夫かなと思ったら、どうも彼女が貸してくれたらしい(?)「生活ノートってどういうもの…

戦争 *シナリオ詩

―――森に潜む三人・・。それぞれに距離を保ちながらイヤホン越しに会話する・・。光学迷彩・・・・・・。クリスティアン:「バグの無いプログラムは存在しないとは、よく言ったものだな」ジョン:「はっ、曹長」、、、、、、、ノイズが多いな...。聞こえているか?一台…

緑響けば

2022、写真詩まとめ 

もどかしくてさわれない“life”動きや性質を抽象能力にする、そのせっかちで、真剣で、しゃべりづめの、人の集合と分離とに潜む腐敗を認める、“life”声なき声を進む、『眼の邪悪は破壊と再創造』の中へ、(死と生殖にアメーバーや、不老不死のベニクラゲを夢…

怪奇酒をしてみたい話

​​心霊スポットでお酒を飲むことを、(いや正確には、この世のものではない、異形のモノが出没する可能性のある非日常的な空間で、感情を揺さぶらせながら飲酒する行為を言う)​そしてこれを、『怪奇酒』とかいうらしい。​ 、、、―――らしいというのは、尊敬…

イラスト詩「スーパーのレジ打ちの話」

​スーパーのレジ打ちバイトって、​おままごととはやはり違うけれど、覚えれば流れ作業だという、(スーパーは専業作業が許される。コンビニとかドラッグストアなどでは、業務の中の一つの仕事にすぎない、)基本的な接客マニュアルを学んだり、会計時のシミ…