koichang’s blog

詩のノーベル賞を目指す、本を出さない、自由な詩人。

2022-12-27から1日間の記事一覧

イラスト詩「冬の部屋」

洗いざらい話せれば―――いい。 静かにカーテンを引いた―――青い部屋で。 ●『神の書跡』(ボルヘス) 牢の床に砂が一粒落ちている夢を見る。 夢を見るたびに砂は二粒、三粒と増えてゆき、 やがて無数の砂粒で死にそうになる。 目覚めても砂はある。 誰かが言う…

顔文字詩「焼肉屋でアルバイト」 *色々まじすいません

(⊙ꇴ⊙) 焼肉屋って最高だよ、三度の飯より焼肉、 だから働いてみたよ(?)(゜▽゜) ふへっ、けけけけけけ(?)(⊙ꇴ⊙)もうさ、肉の臭いを嗅ぎたくない(?) ちょっと待って、あともうちょっと待って、 ゲロ出そうだから(?) (゜▽゜) ふへっ、けけけけけけ…

かもちゃん、福引すれば

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​商店街に少し頭をこごめて風に刃向かいながら、すぼめた肩に翼をしまいながら、凛とした瞳をした、鳥。チャームポイントの、大きなお尻が動いていた。​​商店街福引。年末恒例の歳末セールにあわせて、執り行われる毎年のイヴェ…