一日中青かったはずの空は、
ギーッとドアを開け、進んでいくに従って視界から消えて、
最初にあった―――もの・・、
こう考えていた―――ものが・・・失われる、
―――何を引き換えに?
光を束ねたような安らぎの在処を探した?
[DELETE]
それを『REWRITE』
―――頭の中がもう、BUGっちゃってね、
それもそれでHEAVENで、UTOPIAだよ・・。
(一日が終わる、)
(もう、次の日の準備をしなくちゃ、今日が終わった、
だから明日のこと、明後日のことを考えなくちゃ・・・)
...類似物、何か似てる、あれ似てる、
(まるで数字みたいな順番を、あの手続きでとか、
こういう具合で、とか、)
現在進行形の体験が持っていた瑞々しさや繊細さ、
多様性などが、損失させられる・・・。
(でもそういう有耶無耶も、曖昧も、
自信なさげな態度も、
その卑屈さも、
非協力的なポジショニングスタイルも、)
抽象化したくなる雰囲気が陳腐や貧困や矮小を連れてくる。
―――[拡張]したいなら、
伏せられた“協力者”のカードを・・・。
うーん、素敵だー。
うわー、それは素敵だー。
(余 計 な 口 を 挟 ま な い 、 無 駄 口 叩 か な い 、 )
(違 和 と い う か 疑 問 と い う か 不 思 議 が 溢 れ る、 )
P.A.N.D.O.R.A
チューイングガムと―――、
(予定調和的、口腔調和的、
チューニング、チューニング、)
コカコーラの味が混ざって・・、
(通奏低音、会心の一撃みたいなものじゃなくて、
常識的範囲内、YES、とか、NOみたいな選択肢、)
そこに、ハンバーガーの味がやって来る・・。
一日が終わる―――。
涙が角膜に盛り上がり潤むという表現が、
頬を伝い落ちていくところの糸を引いて、
―――バーサーカーシステムの発現、
悲しみを透かし見ている僕は他人行儀、
君は杓子定規、おたまじゃくしなら、
音楽を聴けばいい、
オナニ ーみたいな音楽が、
君を救ってくれるウォーアイニー、モーマンマタイ、
テクニックじゃないだろ、
・・・気配を断定(し、)
―――状況を暫定(し、)
世界を肯定(し、)
実のところは曖昧な協定を結び・・。
許さ れ てい る 、
(見逃さ れ て い る 、)
理解し て い る 、
(諦め て い る 、)
「価値なんかなくても論証や説明、余談、」
「・・・本当は何もわかってない、」
(わかっていないのは、
わかっていると言った人の方だろう、)
―――でも、わからないのは、
結局納得の在り方なんだろう・・。
韻を踏むだけじゃ、
空気も、光も寄る辺ない、
何が一番大切か、
何が一番必要か、
日常生活の激しい戦争のような混乱と真空に告ぐ、
...LEVEL100だ。
...LEVEL1000だ。
いや、本当はいまだって、
(うっきゃっきゃ!)
石器時代が続いてる、
(わっきゃっきゃ!)
斧を持って石のお金で、
マンモスを探してるのさ。
―――で?
[DELETE]
それを『REWRITE』
―――頭の中がもう、BUGっちゃってね、
それもそれでHEAVENで、UTOPIAだよ・・。
ポリティカル・コレクトネスとかいう檻の中、
いや、罠の中、でもそれは三十代や四十代になると、
守るべきものが―――出てくる為なんじゃねえかなあ、と思ったり、
(会社での立場が、家庭という守るべきものが、)
―――エクスキューズプラスマイナス、
そう―――思ったり、思ったり、する・・。
細胞から遺伝子を見つけるような、
ミッドナイドブルーの染色液が憂鬱をまさぐる、
マフィン・トーストになりたい奴、
コノユビトマレ...
コノユビトマレ...