koichang’s blog

詩のノーベル賞を目指す、本を出さない、自由な詩人。

産業廃棄物について語る



産業廃棄物業者に面接へ行くと、​
履歴書を見せるまでもなく採用が決まることがある。​
空欄の多い駄目履歴書には、やる気がないというけれど、​
​こういう職場もあるのだ。​

産業廃棄物業者は人手不足、
コロナ下の看護師みたいなものだ。

​ところで「産業廃棄物業者」―――略して、​
​『産廃業者』というのは、​
​簡単に言えば【ごみ処理業者】だ。​

、、、、、 、、、、、、、、、、、、、
知ってるよ、もちろんそうだと思いました。


​​ちなみに「家庭ゴミ」は、『一般廃棄物』で、​​
建設業や病院などが出す専門的なゴミが、
​―――【産業廃棄物】だ。​

収集車で町のゴミを回収をしている人達の、​
別口の仕事ってわけだ。​
ぼんやりしていた子供時代は、
―――見るからに大変そうで、
いつも頑張っているなあと思っていたけれど、
実は滅茶苦茶頑張っていた。

、、、、、、、、、、、、、、
大小様々のかがり火のある都市。
​​​建設現場と工場と病院に出向いゴミを回収する。
​​​

何しろ沢山の人がいてすごいゴミだし、​
産業廃棄物になるともうすごい量だ。​
​​エントロピー言っている場合じゃない。

そして何が違うといっても、​​

​産業廃棄物のゴミは超重量、​
​イメージとしては引っ越し業者に近い。​
​​​​​​​​ちなみに業者、本がる。​​​​​​​​
​​​思った以上いからだ​​​
差し入れは言い過ぎでもお礼は言うべきだ、
人が嫌がる仕事をしているからといって、
底辺みたいな扱いをする糞野郎は何処にでもいる。
​​​​​​いっとくけど―――お前が一番底辺だからな。

、、 、、、、、、、、、、、、、、、、、
お前、壁の中に吸い込まれている顔のない男・・。

う善良で何も言わない優しさより、
仕着せがましい善良さが好まれる時代になった。


―――僕はどんなによいことをしても、
そんなことを一度も書いたことがない、
そういうのは陰徳といわれる、見ていなくとも当然するべきこと、
それが日本人だし、それが人間の美学だろうと思う。
けれどもSNSではその「わざとらしさ」を好むようだ、
イメージ戦略』といえばそうかも知れない、
いやいや、何言ってくれちゃってんの・・・。

、、、、、、、、、、
化けの皮剥がれるだけ。
ポリウレタン樹脂を食べる胞子みたいな、
ナウシカだよ。


、、、、、、、 、、、、
環境に適応する、変化する。

社会というのは毎日大量のゴミを―――「​生
いやもう実感としては『​垂

​たとえば病院のメスやガーゼや注射器は、​
​「感染廃棄物」といわれ、​
​『病原菌が付着している恐れ』がある。​
本来は規定に沿った包装義務があるのだが、​
百パーセント信用すると痛い目を見る。​

産業廃棄物というのは二十種類​ぐらいある。​
なるほどと思えるものから、意外な項目​まである。​
ゴミの回収​は、​
タウンページを捲っているような気持​ちにさせる。​
商店街の細い路地の何​をやっているかわからない、​
小さな店​​のようなものだ。

―――わからない、​が、​
夏の盛りの蛆虫のようにひしめき合​い、​
羊の毛皮のように見えてく​る。​

​​

「燃え殻」「汚泥」「原油」「廃酸」「廃アルカリ」
「廃プラスチック類」「紙くず」「木くず」「繊維くず」
「動植物性残渣」「動物性固形不要物」「ゴムくず」
「金属くず」「ガラスくず・コンクリートくず等」
「鉱滓」「がれき類」「動物の糞尿」「動物の死体」

​―――これらは、「家庭では絶対に出ないゴミ」​
というと語弊があるが、
​やはり『その量となると桁』が違う。​
​それ以外にも【特定廃棄物】というのがある。

回収した廃棄物は焼却、または破砕を行い、
リサイクルのできるものは再利用する。
一般廃棄物のルールは四項目ある。

​​1、廃棄物さない(発注抑制)​​
​​2、再度利用できるものはそのまま使用​す​る(再使用)​​
​3、加工などをおこない、​
​​​  えて使用する(リサイクル/再生利用)​​​
​​​4、処分するものは適正処理する(適正処理)​​​

​​​​​​―――この“らませて​い​をすると・・・・・・、​​​​​​
​「埋め立て」である。​
どうしようもならなくなった廃棄物を再度回収して、
埋め立て地へ向かう。
埋め立て、という言葉には、
​『環境破壊』とかいう要素もあるし、​
​『限界』というのが存在する。​


​ガソリンはいつなくなるんですか、とか、​
​​環境破壊はどれぐらい深刻なんですか、と似てい


たとえばそれって政治家が掲げた、
マニフェストの一つや二つしかやらないくせに、
起業にマニフェストを義務化させ、
それを絶対遵守とかいっている矛盾みたいなものだ。

、、、、、
無知は罪だ。

​​

​―――馬鹿にもわかるように書けば、​
二〇二二年三月の環境省の発表によると、​
二〇二〇年度に日本で家庭から排出されたゴミの量は、​
​年間三〇〇〇万トン、​
企業からのゴミを含めると、​四一六七万トン。​
色んな人が大好きな東京ドームに喩えると、
百十二杯分で、一日九〇一グラムのゴミを排出する。​

データというのは、
​「人間」というのがいかにいらない生き物で、​
​『地球を汚す糞野郎』であることがわかる。​

真夜中の高速道路を見上げながら、​
ぼんやりするようなもの、という感じがある。​
一日に何トンものゴミを回収し、​
ひたすら処理場へ運ぶ。​
​―――【人間ベルトコンベアー】だ。​

とはいえ、この仕事・・・、
ひとつずつ、本当にひとつずつ灯の消えてゆく、

都市部みたいに思えるけど、
ぶっちゃけ誰でも出来るような仕事だ、
手積み、コンテナ設置、入れ替え作業、

ゴミというのは重く、​
​​​​​​腰や膝を悪くする人間というのはいる。

―――でもこれは、今現在の話、
いずれロボットとかアンドロイド、さもなければ、
人間と機械が融合するような未来がある、
段階を追っていかないからこれは不自然な提示に思える、
でも、それがいつか自然なことのように思える社会もある。

―――マッチポンプ式のアマゾンのとあるヒトが、
ベーシックインカムと言い出すようなものだ。


...思考中枢...
電源プラグイメージをしてみて...

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
おかしい奴に社会評価を与えてはいけない。


環境活動家のロブ・グリーンフィールドは、
自分が出した約一か月分のゴミを透明な袋に入れ、
全身に身にまといながら街を歩いた。

―――評価は彼のような人に与えなくてはいけない、

本当に立派なこと、信念のある人に与えなくてはいけない、
マッチポンプ野郎にどんな価値があるのか、​
洗脳である、マインドコントロールである、​
​人の足下を見て金ちらつかせるゲス野郎に粛清を。​

、、、、、、、、、、、、、、、、、、
金の亡者が全体の利益を奪ってしまう例。
​​​​​

ゆとり世代なら、
一日で仕事を辞めてしまう人もいるだろうし、
インスタグラム的IQ三〇社会人民なら、
泣いて一時間で現場放棄するかも知れない。
もちろんそうじゃない人も大勢いる、
だからこそ言うのだ糞野郎になっちゃいけない。

​​火星には人間が廃棄したゴミが七トン以上も散らばっている、
でも誰も興味がない、​​

​だって僕等は火星に住んでいないから。​
一緒ですよね、​
​だって僕等はそのゴミを捨てられている場所を知らないし、​
一生関わることもおそらくまずないと思うから。​


この仕事は、正社員で二十五万円前後。
結局ゴミを運ぶだけの仕事という扱いだから、
各社で価格競争になり、給与が引きあがらない。
そのうえ、産業廃棄物は処理費用が大きい、
経営が苦しくなれば、
不法投棄をせざるを得なくなる。
不法投棄による土壌・水質汚染
バレなければいいというが、いつかは絶対にバレる。
そして、あなたは五年以下の懲役若しくは一千万円以下の罰金。
(法人の場合は三億円以下の罰金、)
―――でも自業自得ということではあるけれど、
いくつか呑み込めないことがあるのも事実だ。


​「仕向ける」という言い方は少しあれだけど、​
​その現象が起こるからには『必然的な理由』というのがある。​

清掃員の話で、ゴミ置き場の美しさとか汚さは、
伝染するものだという話がある。
汚い集積所があると段々汚くなっていくし、
反対に綺麗な集積所があると周囲も綺麗になっていく。
人の眼やコミュニティがあるからなんだ、と・・・・・・。

日本でゴミ漁りをする鳥といえば鴉が思い浮かぶけれど、
オーストラリアでは鸚鵡。

​​いいですか、いま、全然関係のないことをしましたよ。​​



ただ、もちろん、まともにやっている、
良心的で、優良な事業者もいて、彼等にはすごい迷惑な話だろう。
企業の社会的責任(CSR)の高まりにあわせて、
各社で環境方針を定め、環境へ配慮した事業活動に注力し、
ISO14001認証取得により競合他社との差別化をはかったり、
処理業者を慎重に選んだりするなど、
リスクをできるだけ低減する取り組みが進められるようになった。


​​石のような―――夜じゃない。​​
​​​​安らかなりは―――夜・・・終わらせた・・・。​​​​

、、、、、、、、、、、、、
すべてのものには名前がある。

​「高度経済成長期以降の日本」とはもう違う、​
​『大量生産と大量消費の社会経済システム』によってもたらされた、​
​―――【公害】​

ただ、その反面、産廃処理施設建設反対の看板や、
そのためのデモを見ながら悲しい気持ちがする。
きっとこんなものも数十年前にはあれよあれよという間に、
作られてしまったのだろうと思う。
では作るのを防いだとして、
​そのゴミをどうするのだろう?
過疎化した地域でそれをやるのだろうか、​

​​​​​口を出す人間がいなければ何でもまかり通るのだろうか。

あの、​巨大なゴミ集積地を、
中国伝統の山水画にデジタル加工してもいいですか?

アートにしてもいいですか、
中身の空っぽな連中の集う現代詩​​のようだと、
​​
言っても構わないでしょうか?


ゴミ廃棄場で数か月もの間、
ひとりぼっちで暮らしていたという捨て犬のマイリーの話を思い出す。
でも思い知らなくてはいけない、

​​「重要度」とは何か、『本当に必要な情報』とは何か、​​
モザンビークの劣悪な環境のゴミ集積所を、
生活の場にしている人々のように。


誰かがやらなければいけない仕事、
​そして今日彼や彼女は、「不法投棄」という名の、​
みだりに人が立ち入り出来ないよう、
フェンスで周囲を囲われていない、
​『自然を壊すというところのゴミ処理場』へと、​
足を運ぶのかも知れない。


​​不用品回収のぼったくり、も年々話が大きくなってきている。
コロナ下の断捨離で、それまでとは違うゴミ​が、​
​​​一般ゴミに混ぜられている、という話も聞く、
そういえば、コロナのワクチンが期限切れで大量廃棄を、
するのだと・・・・・・。

ほとんどがプラスチックで占められる数万トンのゴミは、
数百万平方キロメートルをおおっている、
​あの「太平洋ゴミベルト」のロゴなどを調べた話で、​
六〇〇〇のサンプルの内、二三二個を調べた結果、
​​​その主要六か国が紹介され、
その一位が日本で、二位が中国、三位韓国、
米国、台湾、カナダと続いてゆく・・。
これだけ聞くと日本の心証が最悪に悪いけれど、
そもそも、陸上でゴミが発生する可能性より、
漁業に関連して発生する可能性が十倍も高い。
つまり漁業が活発な国だからゴミが出るのだ、と。


ただ、この話を聞けば誰だって、
環境破壊は困るんだよと言いたいところだが、
そう簡単に結論を結ばせてくれない。
​実はこの『太平洋ゴミベルト』が、​
生態系の宝庫になっているのだ、という。
だからといってゴミを除去すると生物が死滅してしまう、
ゴミを出した人間にとって有毒な生物、
―――という矛盾した話になっている・・。

最初からそうしなければ起こらなかったことを思う、​
何もしなければ車で人を轢き殺すこともない、​
​でも、文明でそんなこと言えるわけもない、​
矛盾を抱えながら新しいステージが来るのを待つ、​
​それは何とも受け身だけど、これが未来なのだろうか、​
あなた方のいう未来なのだろう―――か・・。​


​​
やるしかないんだよ、と産廃業者は言うのだろうか、
​―――日没後の世界に、
不意に社会的信頼をなくす―――ような・・、​

​​​そんな、―――夜の闇が怖い、だってさ・・、
そこでは―――そこには、何もかもが、
まかり通る世界が・・・ある―――から・・。​​​