koichang’s blog

詩のノーベル賞を目指す、本を出さない、自由な詩人。

フランシス・ポンジュの見方

洗い尽くしたシャワーのタイル

 昆虫の標本。・・・砂が乾いてしまった。


  おお 蝋の灯が。苔蒸して黝い、土の、長い息の、トンネル

   黄色に燃えて描いた――


 水溜まりやどろ道は、窪んだ

 且つ破れ、且つ古びて。・・小亀のように。
 、、、、、、、、、
 ルービック・キューブのように。

 あわれな霧・・空――光を増す(と、)

 折りから心に移った。感光した


  なぜ 莟よ。さざ波。風。水色縮緬よ。緋色縮緬

   ・・・・・・顔に。


     .,.,ボクノ.,.,


 オ母サンハ、黄色イ、アヒル

 オ母サンハ、黄色イ、アヒル


   ・・燃えず――どこからともなく煙が・・・

   夕暮れ を――黒くす る・・



     .,.,一言 囁いてくれる.,.,


 公園で子供が遊んでいたんです。

 育った家のように。

 父母、兄、姉、弟、妹。・・ここでは、見慣れた家具です。
 
 マエストラーレ・・北風。

 あなたは冷たく、――藻屑を曳いた

 コルクよりも軽い、高みで釘付けされた音楽は

 にわか雨になる・・・


  眩暈が池の中にある、鯉が、水中でくろい影になる

   亀が、――顔を覗かせている

 
 BLUE INKにはひまわり

 なんという、ひまわり、ひまわり、ひまわり

 蜜を吸う蜂、種子を食べるりす、

 ひまわりの車輪、流路――