koichang’s blog

詩のノーベル賞を目指す、本を出さない、自由な詩人。

時をかけたブラックホール・マジシャン

​​​
テレポーテーションの基本的発想は、
​何かをある場所から別の場所へ、
、、
運ぶ。

その二点の間に物理的に存在する空間を、
​たとえば朝は海派で昼から山派になり夜は都会派になるように、​

横切ることなく移動させることである。
おっと、スマホ歩きしながら、

―――の蓋然性が高い、とでも茶化して書いておこうか。

量子力学で「トンネル効果」と呼ばれるプロセスでは、​
電子などの亜原子粒子が、
ある地点から別の地点へ移動する上での、
十分なエネルギーを持たないにもかかわらず、
​​​​その区間を「ジャンプ」する。​

距離​の​微妙伸縮​の​、を感じる。​​​

―――​​ワープ。​​

なるほど、何言っているのかさっぱりわかりませんが、
・・・・・・そうするとマガジンして、サンデーして、
花とゆめするということですか、センセイ?
こいつ、手塚治虫の刑事みたいな口のききかたをしやがる
そのことで起こり得ることについて、

あなたの所見をお聞かせください。


まず―――。

小説や映画の空想的な想像力が予見する性質について考える、
さあワークショップを始めよう。
 
​​​ボールを壁に向けて投げる、
するとボールが壁の前で消え、壁に何の影響ももたらさず、
壁の向こう側で出現する。
社会的コンセンサスが形成されている行為よろしく、
シュレンディンガーの猫みたいな不思議さが残る。
群盲象を評す。
印象で連想ゲームしてくれる脳だ。
 
でも、アメリカの短編作家エドワード・ペイジ・ミッチェルが、
一八七七年に発表した小説
「身体のない男(Man Without a Body」を、
書いたように、
イギリスの推理小説アーサー・コナン・ドイルが「分解機」
を書いたように、
ホラー映画『ハエ男の恐怖』が作られたように、
SFシリーズ『スタートレック』であり、
宇宙船エンタープライズ号に搭載されていた「転送装置」が、
エンタープライズ号からシャトルに乗り込んで、
惑星に降下するという描写よりも、
かなり安価で簡単に撮ることができるという理由からとしても、
​そこに存在しえた“モデリング”について考える。​


それはですね、スカイラブハリケーンなんですよ、
・・・・・・コホン、とある交通事故テンプレのネタを逝ってしまった、
屁つれい(?)

​​『量子的重ね合わせ』と『もつれ』という発想から、
、、、、、、、、、、、、、、、、​​

量子テレポーテーションという発想になる。
必要的で効果的な再審査のシステムを確立した言い方をすれば、
ナ―――るほど、聞こえる・・・

つまりこうだ。

​ふたつのもつれた量子が、
それぞれ離れた場所に位置
している。​

テレポートさせる物体をスキャンして、​
​​その物体に関する情報だけを、
もつれた量子ペアを通じて、​​

​ある地点から別の地点に伝達する。​


​​​・・・・・・先生というのはいことをいます、​​​
​​​​​それはつまり一度死んで、かにまれわるようにも、​​​​​
​それじゃあまるで、コピー人間じゃないですか。​


―――コンピューターの中に自分を保存する、複製する、
そうすると、何百年、何千年存在できるという、
みたいですね・・・・・・・。


そんなスリードする奴は犬の餌だ(?)


人間の意識や自我を組織化する作用、
マトリックスで人間をプラグに繋ぎ、
都合のいい見せかけの現実で日々を過ごすように仕向ける、
人間へのコード化?
そうかも知れない、というアキレス腱は理性だ。
それでも出口を塞がれたと知って入口に入りたがる、
ゾンビ志願者なんているだろうか?


もちろん、今現在、生身の肉体(のようなものを、)
量子テレポーションさせる技術なんて存在しない、
それはそれ以上でもそれ以下でもない。
ただ、そこに、転送装置としての、
ワームホールを考えることはできる。
それは世界におけるプロバティに触れる試みでしょうか。



ワームホールブラックホール、四次元・・・・・・。
​​​​​丸天井の形をした空が激しい雪崩となって崩れるような・・・・・・。


でもたまに本気で言う人がいる、
ワームホールブラックホールは別物、
つながっているかもしれないけれど、
正直なところ、まだよくわかっていない・・・・・・。

いたワームホールからドット絵生命体。

​​​​​

僕はコナン・ドイルを頭のおかしな作家とは思わないが、
時折底知れぬ泥土の中に深々ともぐり込んで行く気にさせる、
そのスピリチュアルに科学的なメスを入れて、
否、長年放置されていた問題にメスを入れる重要な局面として、
​​​​ワームホールのことを考えている。
おそらく、ワームホールとは霊的な通路を解き明かす一助になる。

人類に残された科学の最後のフロンティアは、
意識の問題と宇宙の成り立ちの二つ・・・・・・。​


センセイ、そもそもどうして、
生命という有限のものがあるのでしょうか。
―――コピー人間や、人間の改造とサイボーグ化も、

宇宙に出ると途端に現実味を帯びてくる、
​宇宙船での長期滞在・・・・・・​

火星進出がどうなるかはわかりませんが、
そこで色んな技術が求められるのはわかる・・。


ビクトル・エリセの『エル・スール』における、​​​​
父と娘のコミュニケーションみたいなものだ。
 
​極限の状況で生きる​人間たちの物語​は、​
​恐怖や孤独といった感情を擬似体験させるだけでなく、​
​いつか我々自身にも同じ現実が訪れるかもしれないという暗示を与える、​
​アポカリプス・・・・・・。​​

 

​​けれどもその暗示も確かなことである、
究極的には太陽の寿命とともに地球も滅びる運命にあり、
人類が生き延びるためには、他の惑星への移住が必要になる。

次元の問題は目視できるのは三次元までで、

そこに時間が加われば四次元、五次元は数学的概念というけれど、
そこに明確な区別はない。
ドラえもんのポケットのようなものじゃありませんからね。

​まるで―――無限ホテルだ。​​
​​​​

・・・・・・面白い話は探せば沢山あります、
人間の脳は最大十一次元の構造を作り上げることができるとか、
シュレーディンガーの猫の助け方とか、
異次元に通じる玄関「ポータル」

​​​幽体離脱臨死体験、​幽霊・・・・・・・。​​​


​​​​

これまで物理学では『電磁』『重力』『強い力』『弱い力』
の四つの力が発見されているが、
この四つの力を統一して説明できる方程式がなかった。
しかし、超ひも理論の登場によって、
全ての現象が一インチ程度の方程式で表現できる可能性が出てきた。


激しい変動を見せるジェットコースター相場から、
投資家が次々と振り落とされるみたいに、
―――それもまたメビウスの輪クラインの壺みたいなものだけど、
それは聖域で、生き地獄、人間の欲望のなれの果て、
駆け込み寺みたいなことがあるにせよ、
僕は時々そんなことを考える、
修正案ではなく、正常値を探すアプローチとして・・・・・・。


ワームホールは、時空のふたつの場所を結ぶ、一種の橋です。
その昔、アインシュタイン・ローゼン橋と呼ばれていた
別の次元を通って宇宙の二地域をつなぐトンネル。
時間と空間は密接に関連しているので、
原理としては、ワームホールの両端の先が、
異なる時間経過になっていることがありえる。
トンネルを抜けた先が、
入ったときよりも過去になっているかもしれないという意味だ。
今現在もつれた粒子のペアが交信できる理由は、
ふたつがワームホールでつながっているからだとしたら、
という奇想天外な説があるが、
これがもし可能なら、
テレポーテーション装置とタイムマシンの両方の役割を果たす。

時間というのは時計が作り出すものだ、
そしてそれは生活する上で欠かせないものだ。
アリストテレスの疑問しかり、古代の“時計”しかりである。

時をかける少女』に始まったタイムリープの、

糞みたいに甘ったれな連中の吐き気のするような
リアリティのなさは大嫌いだけれど、
だってささいな心の隙間から人がその信仰にのめり込み、
マインドコントロールされていく過程だと見抜けるからだけれど、
反時計回りの時計よろしく奇妙な時空構造を望んでいるのは、
まあ本当のようである。

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昔手書きのポスターで、
迷子のワームホール探してます、というのがあった。
面白かったから、
迷子のブラックホール探しています、と恋人に送りつけたら、
何言ってんのとメールが返ってきましたよ。

時をかけたブラックホールマジシャン、

うとうとと昼寝を貪るなまぬるい光が滑り込んでくるだけ・・・。


​―――時間っていうものを触るために、
心臓音を時計の一秒とリンクさせてみる、​​​​​​

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ひやっとして、何かが滑り落ちていく気がする、
でもその何かを止められない、
『視覚の測定が生み出す新しいデザイン』

だって触れない、まだ、僕等それが何か、
ちゃんとわかっていない・・・・・・。
まるで―――『錯視』だ・・・。


―――動く時間。
―――それを見ている停まった時間・・。



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