影はやさしく僕の光の中へとはいってくる
模糊としてるけど、舌にできる腫物みたいだけど、
『予言の信仰』とか『占星術の道徳心』みたいなものだね、
黒はア・プリオリで、繭の中、パンドラの箱のような、
不安や絶望が出て行ったはずなのさ、
―――避けようがないもの・・、
―――そして重く、負いきれぬほどの負債・・。
十代の時によく見ていた、
深い穴の中に落ちる夢を思い出す―――よ・・。
夢の中には最高のテキストがあった・・・。
この世界はまだその可能性に気付いてさえいないんだ・・。
“身近な現実の内側”とか―――。
“未知の危険”とかは枝を離れて久しいけど・・、
<イメージは自己増殖>している。
だから―――これも本能・・・・・・。
『アンテナ』みたいに敏感に感じながら、
リアリティのヴァリエーションを増やしてゆく・・。