koichang’s blog

詩のノーベル賞を目指す、本を出さない、自由な詩人。

2022-12-22から1日間の記事一覧

イラスト詩「君を家まで送る」

​​​​​​​​​​​​夜だから危ないということで、​​​​家まで送る。​​​​​夏の夜。、、、、、、、、、駅前の大きな交差点。​​​​幼く怯えた花嫁のような彼女が、​​​​​肯く・・・・・・。​​​​​​​あらわな肩に波打つ髪。ラルゴ、プレスト​​遅く、速く・・・。​​​​​​​​​​​​からか…

風向き

[​​​主客未分から得られる純粋経験や、​​​​​​​ 視覚と触覚を掛け合わせた知覚​​​​] * 多重露光やピンぼけの画像で揺れ動く都市の光景。 鮮やかな色彩と明快な構図で浮かび上がる、 東京タワーを中心とする昭和の東京のジオラマセット。 後退する。 後退する…

イラスト詩「日本カルピス社物語」 *色んな人にごめんなさい

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​●一日目間違った場所にぽつんと、置き去りにされているような気がした。[話す][触る] ​「おじさん、Hしたいんでしょ?」​ 少女はディスプレイ広告よろしくのポーズを取る。挑発的な、世慣れた女を演…

君の大好きな大衆的ハッピーエンド至上主義(笑)

一目ぼれだった。自分の理想がそこにいると思えた。そして僕等は話した。名前を知った。色んな話題を話した。​そして―――は、死んだ。​ゲームのリセットボタンを押した。​もう一度スタートした。​​​ *・・・・・・何かに操られているような気がする、そして君がそ…

トーキー・スクリーンの月

洋館

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​「音を立てるな・・・・・・」、、、喋るな。―――後ろに何者かが迫る、扉は閉まっている、ここは瀟洒な洋館、廃墟という言い方もできる。ビミョウなキカイリキガクのソウチ。不法侵入した。凍 っ て ゆ く・・・・・・・―――​忘…

夏休み