koichang’s blog

詩のノーベル賞を目指す、本を出さない、自由な詩人。

洋館


​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
音を立てるな・・・・・・」

、、、
喋るな。


―――後ろに何者かが迫
扉は閉まってい
ここは瀟洒な洋
廃墟という言い方もでき
ビミョウ
キカイリキガクソウチ
不法侵入し


 っ て ゆ く・・・・・・・
―――​忘れられた時間​―――



える”


都市伝説?
うん、行った人が、
 帰って来ないらしい。
じゃあ、警察呼んでやれよ。
でも本当なんだって。
わかったよ。


―――山奥にあった、寂寥は底知れない海、
森を抜けてぽっかり顔を出していた、
縹渺たる雲。
イカラという感じがする建物。
満月が照っていた、
そのせいか、煉獄の眠る螢のようにも見えた。
​​間近たのだ、​​


エピックエンキンホウ

夢遊病にかかっているような足取り、
亡霊が徘徊している。
癇高いい響きの金属弦が張り渡されているような、
そしてそれを見るような半ば閉じた眼。
​​鉄骨構造物先端の、​​
針金細工、


***悪夢の始まり


ドアを開けて入っ
夢のように輝きを映し
次の瞬間、扉がけたたましく閉まっ



・・・・・・断末魔の悲鳴が上がった。
次の瞬間、数人はそれぞれ逃げた。


​​​ズル​ズル​キズラレテイク​​​...

とも知れず、かも知れぬ、
―――空間・・・


パニック
​恐慌。
―――冷静な状況判断ができない、
、、、、 、、、、
どんどん、どんどん。
逃げ場所を失い、
用意された殺戮ゲームの俎上。
底意地の悪い咽喉を鳴らす。
   シルエット
まるで影絵が動き回るよう・・・・・・。

   サファイア
生ける青玉。

センチメンタル
カイキセン
テンモンガクフンイキに、カミタメイキ

また断末魔の悲鳴が上がった。
また断末魔の悲鳴が上がった。

窓から出ようとしたが、
人智を超えた力なのだろうか、
そういう造りとは考えられない、
まったく開こうとしな―――い。

そし―――。


「・・・・・・お前

血塗られた男は、彼の友達だった。
”だった。
にこにこ笑っていた。
常軌を逸している、狂っているのはわかった。

どうしてこんなことを―――

友達は言う。

 、、、、、、
警察を呼べよ

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

包丁で刺された瞬間―――。
部屋に懐中電灯が入ってきた。


ぷにゅっ、と包丁のようなものは胸でへしゃげた。
友達と眼が合う、ぷっ、と笑った。



​「ハーイドッキリーです」​
​​​「うそだようそだよ、まじごめんね、​​​
だまされちゃったね」​
​どうしてこんなことを、​
イタダキマスウィーター、​
ゴチソーサマデスウィーター(?)」​



​​​​・・・・・・友達​と​ろうとったその日(?)​​​​