写真詩「電源入力LINE」
Aah oh,Aah oh
wooooh-oh-oh-oh-oh-oh......
ビートルズの、
「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」
を、『素朴(静けさが充満する、)』とか、
『野生(下らない遊戯の鬼ごっこ)』とか
『手触り』とかで、・・・
凝視から来る収斂、
、、、コノカナシミハヒカナイ...
、、、コノカナシミハヒカナイ...
(金属の死への憐憫、)
救 難 信 号...
,,,,意識を持った遠い油膜、
,,,,侵入プログラムの波頭、
暗い街燈、暗い私鉄―――だ、
、、、、、
マグマの音。
、、、、、、、、、
リハビリテーション。
見知らぬ駅、見知らぬ街・・だ、
(感じていたことが、
消えていくことが―――わかるの、
(身の内に響くはずの孤独さえ、
咽喉奥の僅かな顫えが掻き消―――す・・・
「鳥の鳴き・・声・・・」
「鳴き声―――がす・・・る・・・・・・」
Aah oh,Aah oh
wooooh-oh-oh-oh-oh-oh......
自堕落な感情が病名を作るから、
触れなかったし、
触れたくなかっ―――た。
褶曲造形のパノラマ、花と木の流れの地図、
抽象と感情と周波数の神、
(突然逆流するスクリュー音、
(映画さながらのオーバーラップ、ラップ、
迎 撃 態 勢 ...
,,,,鋼鉄と硝子の屋根、
,,,,突然変異を続ける似非システム群の泡立ち、
(はい、)
ええ、そうです。
(はい、)
(はい、)
ええ、そうです。
君は―――国を憂う・・。
その繊維ロープで、その注連縄で、そのタイトロープで、
―――首を吊る。
「朝に紛れてい・・く・・・」
「僕の鳴き声―――がす・・・る・・・・・・」
―――逃げ場のない打撃、
―――逃げ場のない安堵、
(音っていうのを忘れ―――た、
しずかな、しずかな―――呼吸の中で、
(もしそれが僕等の花だって―――考えていて、
束の間の時が、一瞬剥がれた気が―――したけど・・・
Aah oh,Aah oh
wooooh-oh-oh-oh-oh-oh......