<ゴミ箱から異世界へ行きます>
...エアコンの室外機で、
“コマンド入力”する、
[ライセンスを有効にして下さい]
えーと、ここをパカッとして、
ここを、オリャッとする―――と。
何故か、『公衆電話』になります。
10円玉投下、カシュッ。
10円玉投下、カシュッ。
錆びのある外階段はポログラフィー、
配線、配管、壁の落書き、
“九龍城砦”
―――中々乾かない水溜まり、黒い猫、
配達員の台車のガラガラという音。
ここは・・・・・・。
再開発や区画整理されていない地域、
時代の隙間に取り残された昭和の風景・・。
サングラス以外はすべて脱いでいる男たち、
―――サイバータトゥー疑惑を持っている男たち。
サンバイザァーは別に関係ないし、
シャングリラァーは、もっと関係ない。
「この先行き止まり」
マン◯ープリンとエッグ◯ルト。
『通り抜け禁止』
マグ●ナルド。
「(そこは、)自分だけが知っている抜け道」
モス●ナルド。
『(そこは、)何か曰くがありそうな道』
TEL 〇×△ー〇×△ー〇×△□
[story]
●二×××年、路地裏正常法によって、
表通りが交通事故(大規模市街戦)で、
崩落(命の危険)しています、
銃を構えて待機して下さい。
「ベビーカーの中身は、マシンガンです」
帝国式格闘術は必須です。
「人の皮をかぶっている人の皮です」
手榴弾は、キオスクで入手できます。
「餃子です」
「炒飯です」
ムー・スポッツライト・アニバーサリーの、
読者ならババアにドロップキックできる。
(一撃必殺!)
それは―――『死神』です。
大体それは―――『悪魔』です。
えいやッ。
稲川淳二の心霊写真館?
えいやッ。
水木しげるの妖怪写真館。
米津玄師似の戦闘員は、
「ツー」とか、「ブッッ」を繰り返している。
「NHKの支払いをしているような顔をしながら、
俺は偽物だからしていない(?)」
なんて奴だ、
あんなの誰も払いたくない・・・!
だるま落としの要領で、足をカツーンしてやりましょう。
橋本環奈似の戦闘員は、
「カチカチ」とか「ジィー」を繰り返している。
「睫毛盛りすぎだった、
というか、もう若干睫毛のもりそば、である」
「・・・・・・まつそば」
マトゥーン、スゥーバァ(?)
マトゥーン、スゥーバァ(?)
・・・・・・なんだろう、
なんだろうな、
段々見つめていると、
チワワに見えてくる。
米津ダルマ落としデース(?)
橋本チワワデース(?)
「チャンネル変えよう・・・・・(?)」
大体、米津ダッタンタワー24時の方がいい(?)
うん、いい名前だ、むしろ本家よりいい名前だ(?)
橋本チクワールマルテーネ(?)
どう考えてもいい名前だ、しかし、許せない、
路地裏犯罪。
「タウンページを接着剤で、
かためて攻撃する、
それが路地裏の掟(?)」
建物に切り取られた小さな空から、
洗濯竿で攻撃してくる老人・・・・・。
(洗濯竿式抜刀術、)
(たけやさおだけーの人から教わる、
オリエンタルな抜刀術、)
あと、中国拳法だろう―――か?
A‐button“不意打ち”
Bーbutton“近接戦闘”
「火炎放射器でヘルファイヤーしましょう」
「(は、)30のダメージを与えた」
「(は、)40のダメージを与えた」
<路地裏の窓を蹴破って、
UFOに飛び乗りましょう>
“yes...”
“yes...”
建物に寄せて停めている自転車やバイクを、
倒しながら進みましょう、
雨樋、マンホール、プロパンガスのボンベ、
鉢植え、プランター、ビールケース、一斗缶、
発泡スチロール、それから、
煙草を美味そう吸う咳交じりの老人、
―――【Dランクモンスター】
(石を投げましょう、)
(石を投げろ、)
薄暗く細い通路が横目に見える、
―――【路地裏】